白い空模様から雪が絶え間無く降り積もる。 モノクロ世界が見えるばかり。眺め続ければ、感情が削ぎ落とサレル。雪道を長く歩く時も同じ。唯、目指す場所に向かい、次第に冷えていく手足を心配しながら脚を動かすだけだ。色の乏しい世界は、フワフワした想い…
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